こんちは!ハッチャン(@hacchan_tpt)と申します
資格、投資、ブログの3つの柱で楽しくサイドFIREをめざしております
たくさん読書をしていると、ふと思います
あれ?この本の内容、他の本にも似たこと書いてあったなー
Aの本、Bの本、Cの本、内容が重複している場合はそれがモノゴトの本質らしい
昔の書籍ならばどうなんだろう
1万円札で有名な福沢諭吉の著書
「学問のすすめ(学問のすゝめ)」を読むことにしたのですが
ハッチャンが漠然と思っていた事がハッキリと言語化されていたのです
しかも、それが140年も前に書籍化されていたのだから驚きですね
では、ご紹介に行ってみましょう
特徴
- 著者:福沢諭吉
- 全17章
- 1872年に発行
- なぜ学問をする必要があるのか、本質が書かれている
- 明治維新直後に書かれた
- 時代背景がわかる
- 諭吉は誰にでもバッサリ物申す
おすすめ度
総合 | ☆☆☆☆ | 若い人が見たほうがいい |
読みやすさ | ☆☆☆ | 読みにくい、現代語訳がオススメ |
ボリューム | ☆☆☆☆ | 17章あるので、量がある |
学び | ☆☆☆☆ | 学問をする理由を知れる。小手先のテクニックは無い |
内容
学問をしなければならない理由を知ることができる。それは現代でも通用する本質的な部分だと思います
17編で構成されており、主に、人間や国家について客観的な視点でどうあるべきか述べています
- 学問には目的がある
- 人間の権理とは何か
- 愛国心のありかた
- 国民の気風が国を作る
- 国をリードする人材とは
- 文明社会と法の精神
- 国民の二つも役目
- 男女間の不合理、親子間の不条理
- よりレベルの高い学問
- 学問にかかる期待
- 美しいいタテマエに潜む害悪
- 品格を高める
- 怨望は最大の悪徳
- 人生設計の技術
- 判断力の鍛え方
- 正しい実行力をつける
- 人望と人付き合い
読んだ内容は
福沢諭吉といえば「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と名言がありますが、
人の権利は皆平等で、必要な衣食住を満たし、自由意思で人生を選択するすることができる
他人がそれを侵害してはならない
しかし、世の中には格差がある。
それはなぜか?
学問をすることにより、他の大勢の人達より価値の高い人間に昇格する事ができるからです
福沢の言う学問とは、実生活に役に立つ学問で「実学」を学問と定義していますね
知識だけで、屁理屈ばかりの知識人をすごく批判しています
実学を学べ、生きる上で必要な知識を学べとありますね
それが、自分の為、人の為、国家の為、それらが何かに依存せずに独立した存在としてありつづけれる方法なのだと思います
見たほうが良い人
高校生、大学生、社会人にオススメします
むしろ、義務教育に取り入れた方がよいのではないでしょうか
そもそも福沢諭吉とは
言わずとしれた現1万円札の諭吉こと、福沢諭吉ですね
慶應義塾大学の創設者で、「 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず 」で有名
国にたよらない私塾「慶応義塾大学」を創設、実業の発展に貢献しました
唐揚げで有名な大分県中津市出身です
学問のすすめの種類
原本、現代語訳、漫画などがありますね
原本はAmazonのKindleで無料で読むことができますが、現代では解読が難しい言葉で書かれており、一般人には現代語訳版が一番良いと思われますね
漫画版も軽く、浅く、広く、学ぶという点では良い選択肢だと思います
ブルーライトが出ず、栞を挟む必要がない、電子書籍リーダーのKindleで読むことをオススメします
ハッチャンは電子書籍リーダーのKindlePaperwhiteで現代語訳版を購入しました。
とても見やすく、読書が捗ります
電子書籍
いわずとしれたAmazonの電子書籍リーダー「KindlePaperwhite」
ブルーライト無し、栞を挟む必要無し、複数の本を持ち歩ける、難しい単語は簡単に辞書検索できるなどメリットがいっぱい!
ただ、あるページだけ何回も読みたいお気に入りの本やカラーでA4サイズの本は文字が小さく読みにくい為、紙での購入をオススメします
今回は活字でモノクロでもよく、1回読めば十分な本なので、
ぜひ、 「KindlePaperwhite」 で読んで見てください!世界が変わります!!笑
Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 8GB ブラック 電子書籍リーダー
原本
「Kindle」 版であれば無料で読めるバージョン、
著作権切れてるんだろーしな
しかし、ちょっと読んでみたら、昔の文章すぎて解読に時間がかかりすぎます
頭脳の良い方向け
現代語訳
ハッチャンが読んだバージョン
斎藤孝という方が現代人にも読みやすく語訳してくれています
とても読みやすい文章で記述されており、サクサク読めます
ハッチャンはこのバージョンを電子書籍で読みました
漫画
実際に購入して完読したわけでは無いのですが
サンプルをダウンロードして、序章を見た感じでは、誰にでも読みやすく、理解しやすく、噛み砕いた内容を漫画化している印象です
浅く、広く、現代語訳版への導入書籍としては優秀な本に思えますね
まとめ
福沢諭吉の言う学問とは、生きるのに役に立つ「実学」こそが、学問である
福沢諭吉は、男、女、生まれが違っても人の権理は皆平等と書いています
今の世の「SDGs」に通じる思想を100年以上も前から記しています
ハッチャンは単純に「すごい思想家だな」と思いました
そして権理は平等だとしても、経済格差が生まれるのは学問を修めているか、修めていないかという違いがあります
その思想は本質的には今から日本が傾倒していく「新資本主義」への攻略法になるのではないかと思った次第でございます
この本はハッチャン的にかなり衝撃を受けたので広く世に広まってほしいです
文部科学省さん!
ぜひ!義務教育に!!笑
誰かの役に立つ情報が発信できれば幸いです
では!ばいちゃ!!