こんちは!
九州地方在住サラリーマン2児のパパをしております
ハッチャンと申します
人生のターニングポイントから
経済的自由を目指すようになり
現在奔走中です
最近、仕事へのモチベーションがめっちゃ下がっていた
仕事すすめるにも同僚は自己中だらけでバラバラだなぁ
うまくチームが噛み合った動きができない
強いリーダーでもいたらなぁ…
そんなある日、ふらり本屋に立ち寄った
棚に並んだ『田中角栄100の言葉』という本が目に入った
田中角栄というと古い政治家で
どんな人間であったのか関心ないし
そもそも政治家自体にあまりいい印象がない
そんな思いの中、本を手に取りパラパラめくって見ました
ん?
なんだ?この心を鷲掴みにされるような言葉は
違う!違うぞ!!
俺がイメージしている政治家と違う!!!
むしろ人間としても器の大きな人物ではないか
自分も田中角栄のような人間を目指してみよう!
そうすれば自然と味方が増えて仕事もうまくいくようになるのではないか
そう思わせるような1冊でした
どんな本?
「コンピューター付きのブルドーザー」の異名を持つ田中角栄が発した100の名言を「仕事」「人生」「生きる」「政治」に分類した語録集。
言葉1つ1つに秘蔵写真と出版社の所感があり、とても感情移入しやすく読みやすい
学歴の無い角栄が大いなる目的の為に多くの官僚を動かした処世術は、彼の人間性に起因するところが大きいのではないのではないかと思わせる1冊です
個人的おすすめ度
ハッチャンの主観で評価しました(勝手にね)
星5が最高となっております
総合:☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆☆(適度な文章間隔で感情移入しやすく見やすい)
ボリューム:☆☆☆(ちょっと少ない)
新たな学び:☆☆(教養よりは自己啓発系)
著作者情報
著作者の情報はありませんでしたので、なので簡単な田中角栄の情報をのせます
心に刺さった言葉(共感したところ)
この本の一部から特に共感できた部分を抜粋し、つらつら感想を述べます
リーダーとしての資質
できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこのワシが負う。以上!
田中角栄100の言葉
大蔵大臣(現:財務大臣)就任時に大蔵省(現:財務省)の官僚の前でスピーチした言葉ですが
どこの誰かわからないような政治家が大蔵省の高学歴エリート官僚達のトップとして急に就任しても、官僚達からしてみれば鬱陶しいですよね
しかし、この発言!
エリート官僚より上の立場をとらずに対等に向き合い役割を分担することを考えているからこそでる魂の発言ではないでしょうか
会社経営へ立場を置き換えたとしても、経営者と労働者ではできる作業は違うので、どちらが優れているということは特に大きな問題ではないと思います。しかし、責任は違うのです
仕事を沢山する人は作業量に比例してミスをする確率も増えます。しかし、ミスをしたとしても上司が責任をとってくれるのであれば不安な気持ちになることがなく、多くの仕事をこなすことができるのではないでしょうか
リーダーとしての素養は生まれつきのものではなく、人間の器を大きくする事で後天的に身に付けれる事を学びました
学問を続ける
必要なのは学歴ではなく学問だよ。学歴は過去の栄光。学問は現在に生きている。
田中角栄100の言葉
小卒の角栄は学歴がない
学問は志を持った人間がいつでも学べる「生きるための知恵」ということ
Fラン大卒のハッチャンは前職のシステムエンジニアだったとき、周りの人たちは「偏差値50」以上の大卒ばかりでした
学歴コンプレックスから社会人になってずっと仕事の役に立つ勉強や資格試験に貪欲に挑戦しつづけました
まさに自分が続けている学問を角栄が全部肯定してくれたような言葉に励まされました
自分と他人では考え方が違う事
人間はそれぞれ「ものさし」がある。相手の「ものさし」に合わせて十分考えないと失敗するぞ
田中角栄100の言葉
急いでいる人とヒマな人では物事の優先順位が違う
職場にも色々な性格の人もいる
自分の考えや主張は職場の人や恋人、友人と同じとは限らない
相手の基準で物事を考える事が重要なのだ
相手に対しての思いやりが必要ということを学びました
悲しみを分かち合う
祝い事には遅れてもいい。ただし葬式には真っ先に駆け付けろ。本当に人が悲しんでいるときに寄り添ってやることが大事だ。
田中角栄100の言葉
悲しいとき、誰かが近くにいるだけでも少しマシな気持ちになる
嘘偽りない気持ちで一緒に悲しめる人間こそ一生付き合える人物なのではないだろうか
人と生きる
実績に裏付けされた人間性
角栄は自分一人では偉業を成し遂げられない事をわかっていて
エリート官僚や仲間と思いやりを持ち嘘偽りない気持ちで接していたからこそ沢山の人を動かす事ができたのではないのかな
人に優しく、嘘偽りなく、相手の尺度で考える事を学びました
イマイチだった点
複数の女性との関係があった記述があったので
そこは角栄のマイナスポイントとしておきます(笑)
まとめ
周りの人間達と大きな夢を持ち、大きな偉業を成し遂げる事ができた
そこには角栄の人間性が多くの人を引きつける魅力があったのではないでしょうか
そんな人生から滲み出た言葉には重みがある
そんな人生の羅針盤になるような1冊だと思いました
そんな感じで参考になれば幸いです
では!ばいちゃ!!